公募研究について:
- 2021年9月10日に採択内定通知が送られました。本研究領域では12件(B01班3件、B02班4件、B04班5件)の公募研究が採択されました。研究組織の各研究項目の欄に研究者名を記載しました。
- 2021年1月26日に公募要領が公開されました(文科省サイト)。
応募期限は2021年3月31日(水)16:30(厳守)、採否通知は8月下旬の見込みです。
第1期公募の研究期間は2022年度末までの約1年7か月、
応募上限額は単年度当たり200万円、採択予定件数は17件程度です。
- 公募の概要:
本研究領域では、アルゴリズム技術および理論計算機科学に興味を持つ若手・中堅の有力な研究者集団をより一層活性化し、その先の社会変革の源泉となる成果を生み出すような研究活動を促すことを目指している。公募申請者が専門分野として個人的に強みを持つ理論や技法の知見をベースとして、以下の研究項目に示すような本研究領域の活動に資する研究提案を募集する。
研究項目A01: 情報科学分野の未来を切り開く新しい問題群を議論し、新しいアプローチによるアルゴリズムを設計する。
研究項目A02: 理論計算機科学の成果を広く社会に利用可能な形として実装するための研究開発を行う。
研究項目B01:
理論および実装の研究者が互いのマインドを理解しながら、指数関数的に大規模な離散構造に立ち向かい、その構造を利用した列挙、数え上げ、グラフ、文字列処理、SATなどのアルゴリズムの設計技法を研究する。
研究項目B02:
離散数学・アルゴリズム・最適化分野の基礎的研究、および機械学習分野(おもにオンライン最適化、深層学習)の解析、巨大グラフ、巨大データの高速・スケーラブルアルゴリズムの開発に関する研究を行う。
研究項目B03:
量子アルゴリズムの理論と実装を接続する革新的基盤の創出を目指している。計算理論の研究知見と量子計算機を実際に利用する研究知見を融合して、古典計算機も活用しながら効果的な計算を行うための理論的基盤を構築することを目標としている。
研究項目B04:
アルゴリズムにおける基礎理論をさらに追及し展開させることを目指す。具体例としては、アルゴリズムの性能保証や精度保証、公平性、安定性、均衡性の解析、離散と連続の融合、新しい価値観に基づく計算モデルや計算量解析方法などが挙げられるが、それらに限定せず幅広く理論計算機科学に関連する研究を行う。
なお、公募研究は上記のいずれかの研究項目に所属するが、それに加えて少なくとも1つの研究項目を副所属として領域内部で設定し、分野横断的な研究活動を積極的に行うことを期待している。
関連イベント日程:
今後の予定
終了イベント
- 2021年9月10日(金)
公募研究採択内定通知
- 2021年8月4日(水)~6日(金)
2021年度サマースクール(京大RIMS「組合せ最適化セミナー」との共催)
- 2021年5月27日(木)28日(金)
第1回領域集会(オンライン開催。1人または少人数単位で各研究拠点・自宅等から接続)
- 2021年5月7日(金)8日(土)
COMP/AL研究会(オンライン)(本研究領域紹介の招待講演を予定)
- 2021年3月31日(水)
公募研究応募期限
- 2021年1月7日(木)
スタートアップ交流会(オンライン開催)
Last update: Sep. 30, 2021.